業務アプリ開発エンジニア
濱田さん
2016年入社 新卒採用[取得資格]
ORACLE MASTER Bronze Oracle Database
Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE
ITパスポート試験
濱田さん
2016年入社 新卒採用Q就職活動は、最初からIT業界に絞っていたのですか?
A業界は絞らずに就職活動を始めました。大学では社会学を専攻する文系学生でしたが、勉学を通じて自分が就きたい仕事に出会うことがなく、就職活動の中で自分に合う仕事は何なのかを探しながら活動しました。 主に、金融系や食品業界、IT業界など、業界・企業研究には時間を使いました。
さらには、大学の先輩が勤めている企業を訪問し、会社説明会でも個別に相談をするようにしていましたが、徐々に、『業界の方と直接お話しすることでしか得られない情報がある』ということが分かってきました。あとは、お会いしたときのフィーリングも大切にしながら選考を受けることにしました。
Q業界研究をしながら就職活動をする中で、どうしてIT業界を選んだのですか?
Aある時、当社の人事担当に会う機会があり、「システムエンジニアは、仕事の中で技術を磨くことになります。勉強は必要ですがIT資格を取得する人もいますから、ご自身のスキル・証になります」という話を聞きました。
技術の習得や資格を取得することで、スキルを形にできるという点に興味を持ち、自分の自信に繋がる仕事が合っているかもしれないと思いました。また、結婚・出産後に仕事へ復帰することも考え、技術職で長く働けるIT業界に決めました。
Q東急グループである当社を選んだ理由は何ですか?
A東急グループは交通事業を基盤に幅広い事業を展開していますから、ITを通してさまざまな仕事に関わることができると思いました。また、会社説明会に参加した時に、若手の女性社員と話しをする機会があり、女性も技術を磨いて活躍できる会社という印象を受けました。いろいろと話を聞く中で、直接伺わないと分からないような仕事の面白さや社内の雰囲気などを身近に感じることができましたし、社員の方の話を聞けたことも、私の中で大きな転機になったと思います。
Q文系学部からIT業界へ進むことに心配はありませんでしたか?
A触ったことがないプログラムを組むわけですから不安はありました。ただ、入社後はエンジニアになるための研修を会社が用意していると聞いていましたし、むしろ学生としての生活を悔いのないように過ごしてくださいと背中を押してもらったのは、とても意外でした。気持ちよく社会人を迎えるための心の準備もできましたし、会社に入ってから頑張ろうという気持ちが自分の中で大きくなっていったのを覚えています。
Q入社してからどのくらいの期間、研修を受けたのですか?
A4月からの3カ月間は、他社合同のIT技術研修(新人研修)を座学で受けました。
当社以外の新入社員と交流する機会もあり、一斉に同じ目標を目指しながらの研修はとても印象的でした。互いに分からないことを共有しましたし、一体感も生まれました。その後は、自社に戻って7月から10月まで実務を通したOJT研修があり、先輩社員に指導を受けながら業務を経験しました。
Q合同研修では、どんなことを学びましたか?
Aシステムエンジニアとして必要な専門知識、プログラミングやデータベースなどを学びました。文系出身者も多く、互いに確かめ合いながら受講生全員で研修を進めていくことができました。「ついていけないかもしれない」という不安は解消しましたし、研修中に資格試験があり、合格したことで自信を得ることができました。
Q職場での研修では、どんな経験をされましたか?
A配属後はシステム開発やモノづくりを通して、点で覚えていた知識が線でつながるようになりました。実務を経験したことで、暗記では得ることができない技術の本質が分かるようになりました。研修ではプログラミングなどの技術面やロジックを理解することになりますが、業務にどう活用できるのか、実際は仕事を通して学ぶことが多いということを体感しました。
Q現在担当している仕事についてお聞かせください。
Aシステムの導入工程における、構築業務を担当しています。サーバーという、いわゆる業務用のコンピューターへのOSインストールや、必要なアプリケーションのインストールを行い、開発チームが創り上げたプログラムが正常に動く環境にする土台作りを担当しています。
Q今の仕事を選んでよかったと思う点はありますか?
A多種多様な仕事に携われる点に魅力を感じています。入社直後は、研修で習ったプログラミングなどの開発業務に携わりました。その後、構築業務を担当していますが、システム開発は企画・設計・開発・運用とさまざまな工程があり、自社の中でいろいろな業務を経験することになります。また、東急グループは事業会社が多く、ITを通してさまざまな業態に携わる点も、この会社の魅力です。
Q職場の雰囲気はいかがですか?
A私のチームはリーダーがスタッフ一人ひとりのスキルと経験・適正を元に、チームバランスも考えながらチームの運営を支えています。 業務内容によっては分からないことが出てきますが、先輩方に話しかけやすい環境なので、質問にしっかりと答えていただいています。年の近い先輩・上司に耳を傾けてもらえるため、指導してもらいつつ自分の意見を発しやすい職場です。それから、社内には「軽音部」や「野球部」などのサークル活動や、所属が異なる社員同士、高尾山へ山登りを行うなどの交流もあります。
Q仕事のやりがいは何ですか?
Aチームで目的のモノ(製品や新たなシステムなど)をつくり上げた時の達成感です。大学時代に仲間と動画やフリーペーパーを制作していたときと同じで、チームで助け合い、それぞれのスキルを発揮しながら、クライアントの要望に沿ったシステム開発を行います。チームで一つのシステムを完成させたときの喜びも大きく、やりがいを感じています。
Q仕事をする上で、どんなことを心掛けていますか?
Aクライアントの内側に秘められた要望を引き出すことがとても難しい、ということを業務を通して実感しました。 クライアントが求めている機能や納期を予算の中で実現できるのか、整理して説明する必要があります。状況次第では、実現できない理由を納得いただけるようにお話しすることも求められます。もちろん、できる限りご要望に応えたいという姿勢は忘れません。
Qオフはどう過ごしていますか?
A私は、音楽のライブやショッピングに出掛けることが好きなので、休日は趣味の時間で充実させています。有給休暇はしっかり取ることができるので、仕事と趣味を両立させることができる点は、当社の魅力です。
Qこれから先、どんなキャリアを築いていきたいですか?
A新システムの導入や新技術の提案などを行う「企画」といった上流工程の仕事に携わり、スキルを磨きながら、自分の得意分野を発見することが目標です。この仕事はチームワークがとても大切な仕事ですし、自分一人では解決が難しいとき、周囲と助け合うことで、とても強いチームになれるところが好きです。チームの一員として、「この仕事は濱田にお願いしたい」と周囲から信頼されるエンジニアになりたいと思います。
【インタビューを終えて ライターのコメント】
大学時代、勉学を通して就きたい仕事が見つからなかったという言葉の裏に、濱田さんの豊かな好奇心が垣間見えました。その好奇心を原動力に多彩な経験を積み、近い将来、多くの方から信頼されるエンジニアとして活躍されることでしょう。